自分を甘やかす生活の記録

5/25

映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観た。

 

気の強さって大切だな、あとは怪しい奴って基本は本当に怪しい奴なんだな、と思わされる序盤。誰を信じて良いのか本当に分からなくて怖かった……。

世にも奇妙な話的な感じで進むのかなと思いきや、中盤からは一転してひたすら退廃ロマンスな画を眺めていた印象。

最初の方で、後で回収されるんだろうなーという伏線張りまくりだったので最後どんでん返しがあるかもと構えていたんだけど、最後は優しい後味のまま終わった。

何でも屋さんが思いのほか普通に裏表のなさそうな人だったのがちょっとだけ拍子抜けした。序盤めちゃくちゃ悪そうな感じで描かれてたので変に期待してしまった。別れさせ屋の描写なんだったんだ?ななみはいつからましろの依頼にハマっていた?

映画を見慣れていないからただ汲み取れていないのかもしれない。これからほかの人の感想も読んでみよう。

後味としては心浄化系の映画だな、と思うけど、何度も見るにしてはちょっと序盤がつらいかも。個人的にどんなものでも学校での傷心の描写がかなり苦手なだけなんだけど。

仄暗く、でも楽な気持ちになりたい時にはすごくおすすめしたい映画だった。

そもそもは百合映画を見たいというよこしまな心から観たけど、何となく木曜日にちょうどいい映画だった。